コラム:片付けがはかどらない理由~”選択疲れ”にご注意

不用品回収, 生前整理・遺品整理

なぜ実家の片付けは終わらないのか?

 

「片付け」に特別なスキルはいりません。

手を動かし続ければ片付けは

終わるはずなのになぜか

手が止まってしまい

やりきることができない。

 

それはなぜでしょうか?

 

・力仕事が出来ない・・・

・運搬する車がない・・・

・思い出が蘇ってしまう・・・

・まとまった時間が取れない・・・

 

このような理由もありますが

これらは言わば”自覚した理由”です。

 

これら以外にも無意識下に潜んだ理由があります。

 

それは

 

『選択疲れ』です。

 

片付けは選択の連続

 

最初の選択肢です。

【実家にある不用品をどうするか?】

1.いま捨てる?

2.あとで捨てる?

3.自分で使う?

4.親族に確認する?

5.どこかで売る?

 

 

 

 

 

 

 

これだけの選択肢の中から

最善手を選ばなければなりません。

 

しかも「捨てる」を選択した場合

その後には

「どうやって、どこに捨てる?」を

選ばなくてはいけません。

服や食器程度であればすぐに捨てられるでしょう。

それでは

大量の布団は?

中にモノが入った状態

(印鑑、爪切り、薬など)の小物入れは?

オーディオ、ラジオ、計算機などの電化製品は?

故人が収集していた大量のコレクターズアイテムは?

まだ草木が植わっている植木鉢は?

 

これらをどうやって処分するのか

即答できる方は少ないと思います。

 

 

 

 

 

しかも「捨てる」を選んだ場合

二度と戻ってこないことを意味します。

そこで必要以上に慎重に考えてしまい

「あとで捨てる」

または

「親族に確認する」

といった選択をしがちになり

問題は先送りされるばかりです。

 

こうした選択疲れによって

片付けの手が動かくなるのです。

 

当店では数多くの遺品整理や不用品

回収の現場に対応してきております。

選択疲れに陥ってしまった方は

お気軽に当店にご相談ください。

 

鑑定士  柏原

関連記事一覧